用語集

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  2. か行
  3. さ行
  4. た行
  5. な行
  6. は行
  7. ま行
  8. や・ら・わ行
  9. アルファベット

か行

カーボン(carbonfiber)
宇宙技術で開発された炭素素材で、軽量でありながらも強度がある。黒っぽい色をしており、近づいてよく見てみると編み物のような繊維の模様が見える。  主に外装パーツに使われ、軽量で熱にも強いのでマフラーの素材としても採用されている。割れやすいのが難点。カーボンファイバーと呼ばれることもある。
カウル (Caul)
空気抵抗を減少させる為に取り付けられているカバーの事。
カウンターステア
後輪が滑ってしまったときに、あえてハンドルを滑っている方向に向けること。例えば左カーブを曲がっている途中、後輪が自分の右手の方(外側)に滑ったら、ハンドルも右(外側)に切る。こうすることで後輪だけがズルズル滑って転倒してしまうのを避けることが可能になる。 同様の意味で「逆ハンドル」あるいは「逆ハン」などと呼ばれることもある
カスタム
自分好みに改造すること。終わりがないので泥沼化する事が多いです。
カスタムジャパン
Optimumの発売元の会社。大阪にあります。
カタログ落ち
メーカーのカタログからモデルの姿を消すこと。絶版や廃盤。
カブる (かぶる)
プラグから火花が飛ばなくなってしまう事。
多くは混合比が濃くなっている為におこります。
カムシャフト
4ストロークエンジンに用いられている技術。
エンジン内部でバルブの開閉を行う部品。
バルブのリフト量が大きい=ハイリフトカム=ハイカム。
リフト量が大きくなるとバルブが開いている時間が長くなるためより多くの混合気をシリンダー内に取り込む事が出来ます。
カムチェーン
エンジンの回転をカムシャフトに伝えるためのチェーン。
チェーンの代わりにギアで駆動させているエンジンもあります。
乾燥重量
バイクのガソリン、オイル、冷却水、バッテリー液、車載工具を含まない重量の事。
カタログに記載されているのはこの乾燥重量である事が多い。
キックバック
反動の総称。凸凹の激しい路面を走行する時にハンドルに感じられる衝撃など。
逆車
逆輸入車の事。
海外向けに生産された国内メーカーの車両が日本に来る事。
最近では海外にある日本メーカーの工場で生産された車両が日本に来る事もある。

厳密に言うとその車両は輸入車です。
キャスター角
フロントフォークの取り付け角度。角度が大きいと直進安定性が高く、角度が小さいとハンドリングが軽くなります。
キャストホイール
一体成形の軽合金で構成されたホイール。
強度が非常に高く、スポーツモデルに採用されている場合が多い。
キャッチタンク
路面などにオイル等を撒かないようにするためのタンク。レースのレギュレーションでは常識。
バイクは転倒したり。倒したりすると内部の液体がこぼれるように設計してある事が多い。
キャッチタンクには、オイルキャッチタンクの他にガソリンキャッチタンクやラジエターキャッチタンクがある。
キャブヒーター
キャブレターヒーターの略。
キャブレターのアイシング防止の為にキャブレターに設置してある暖房器。
外気温を電気的に感知して電気で温めるタイプと冷却水(ラジエター液)を二次利用して温めるタイプがある。
強制空冷式の原付スクーターはエンジンを冷やした空気でキャブレターを温める手法を取っている車輌もある。
キャブレター
気化器のこと。
ガソリンを空気と混ぜ合わせ「霧化」させるパーツ。ミキシングチャンバ、フロートチャンバ、ジェット類、ニードル類、スロットルバルブ、フロートなど、精密なパーツで組み合わされているデリケートな部品。
ガソリンは、キャブレターによって、空気と混ざり(霧化)シリンダー内に吸い込まれていく。
キャリパー
ディスクプレートを挟むパッドを作動させる油圧ピストンのこと。
高性能キャリパーになると6カ所でパッドを押さえ込むものまである。
吸気音
エンジンの吸入行程で生じる音。
純正のエアクリーナーの代わりにパワーフィルターをキャブレターに装着したオートバイだと音量が大きい。
クーラント
水冷エンジンの為の冷却水。不凍液が使われる。
漏れた時に分かりやすくする為、着色されています。
空冷 (くうれい)
エンジンの熱を空気中に放出する冷却方法。
シンプルで軽量なエンジンに仕上げられるが、反面高回転が連続すると熱ダレ、オーバーヒートを起こしやすい。
対策としてオイルクーラーが利用されます。
クラッチ
動力断続器のこと。エンジンの回転動力を停止している後輪へスムーズに伝えるためのもの。
大変のオートバイでは、左手のレバーがそれに当たります。
スクーターやカブなどのビジネス車にはクラッチレバーがなく(スクーターでは代わりにブレーキレバーになっています)、遠心クラッチがエンジン回転の上昇、下降により動力の断続を自動的に制御している。
クラッチ滑り
クラッチをつないでいる(プレッシャープレートがクラッチプレート及びフリクションプレートを圧縮している状態)にもかかわらず、クラッチプレートとフリクションプレートが滑りを起こしている状態。
スクーターの場合ではクラッチシューとクラッチアウターが滑っている状態の事。
クランキング
クランク(エンジンの主軸)を回すこと。一般的にはエンジン始動時にキックやセルを使ってエンジンを始動させる動作を指します。
エンジン整備中にも調整や組み付けのためクランクを回す時にクランキング という事もあります。
クランクケース
別称は腰下。ミッションやクラッチ、クランクなどが収まっているケースの事です。
クランクシャフト
上下運動を回転方向に変換する装置。
オートバイの場合はピストンの上下運動を、回転運動に変換します。
ケミカル
バイクの場合はメンテナンスで使用するスプレー潤滑剤類、グリス、クーラント、ワックス、タッチアップペイント、クリーナーなどメンテナンス用品の総称として使われます。
原付 (げんつき)
原動機付き自転車の略です。
原付一種(50cc未満)、原付2種(125cc未満)の物があります。
コイル
ら旋状に巻いた物の総称です。
オートバイの場合イグニッションコイル(点火コイル)を指すことが多い。
サスペンション内のスプリングも通常コイル状です。
混合比
ガソリンと空気、オイルとガソリン、水とラジエター液を混ぜ合わせる比率の事です。
それぞれに適度な比率があるが、状況に応じてその比率を変化させセッティングすることもある。また混合給油方式の2ストロークエンジンでは主にガソリンとオイルの比率を指す。
コンビブレーキ
フロントブレーキを握るだけで、リヤも同時に作動するブレーキの事です。
スクーターに装備される事が多い。
コンロッド
コネクションロッドの略称です。
クランクとピストンをつなぐ物。
この長さが変わるとストロークが変わり排気量が変わります。
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