用語集

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  2. か行
  3. さ行
  4. た行
  5. な行
  6. は行
  7. ま行
  8. や・ら・わ行
  9. アルファベット

は行

パーツクリーナー
(Parts cleaner)
ブレーキや各種パーツを洗浄するときに使用する専用のクリーナー。普通の洗剤より油汚れが落ちる。
バーハン
バーハンドルの略。
スクーターのハンドル部分のパーツを外した「バーハン化」が一部で人気が有ります。
バーンナウト
停止したまま後輪を空転させる事。ホイールスピンは2輪ではあまり使われない。
排気音 (exhaust note)
エンジンの燃焼騒音がマフラーで消音しきれずに出る音と、排気ガスの流れのため排気系内部やテールパイプ後端で気流の乱れにより発生する音に分かれます。
排気量 (はいきりょう)
エンジンが一度に吸い込める混合気の体積の事。シリンダー内の容積+燃焼室内の容積の和。
バイクセブン
全国展開のバイク用品店。
現在近畿圏、東海圏、関東圏、九州圏に7店舗展開。
もちろんオプティマム商品を取り扱っておられます。
http://www.bike7.co.jp/
ハイスロットルキット
開閉度が少なくて全開できるスロットル。
アクセルの開閉を頻繁に行うレースでは手首の負担が減る。
ハイテンションコード
イグニッションコイルで上昇させられた高圧電流をプラグに伝える電線。
流れる電流は空気中でも放電してしまうほど強いので、絶縁を設けてある。プラグコードとも呼ばれます。
絶縁部分が経年劣化等でひび割れたりすると、電気が漏れたり(リーク)して、エンジンの調子が悪くなる。
ハザードランプ
(Hazard Flasher)
左右のウィンカーランプが同時点滅すること。停止時や危険を知らせることや感謝の合図などに使われる。
バックファイヤー
(back fire)
点火タイミングのズレなどから、キャブレター側に混合気が逆流して火を吹く現象のこと。
マフラーを変えた時に、調整不良等でおこる事があります。
バックレスト (Backrest)
二人乗りの際、後部に座る人を支える背もたれ。
バックレスト標準装備の車種もある。
バッテリー (Battery)
蓄電池の事。
そのまま使い続けたら、電気はなくなってしまうので、多くのバイクはオルタネーターという装置によって自家発電を行ない、走行しながらバッテリーを充電している。

ちなみに、バッテリーは一度すべて放電してしまうと、充電能力が極端に落ちる。最悪の場合は、ほとんどバッテリーとしての役目をはたさなくなってしまうので、そうなったら交換するしかない。

バッテリーの種類には開放型と密閉型(MF[メンテナンスフリーの略]バッテリー)があり、現在発売されているバイクの多くは密閉型を採用している。

以前は発売しているメーカーが少なく、価格が車に比べると高価であったが、最近はノウハウのある(大手メーカーのOEM経験)優秀な海外メーカー製のバッテリーが比較的安価にて販売されている。
バネ下重量
バネ、つまりサスペンションのスプリングよりも路面側にあるパーツの総重量。
タイヤ、ホイール、ブレーキキャリパーとローター(ドラムブレーキの場合はドラム)などのパーツ重量の合計。
バネ下重量は、軽ければ軽いほど、路面の影響を受けにくくなる。
馬力 (ばりき:ps)
バイクの能力、出力を表す言葉。
バイクの世界では最高出力○○psという形式で見ることが多い。
最近ではkw表示する事が多い。
トルクが力自体を表すのに対して、馬力は仕事率を表す。
バルブ
混合気を燃焼室に吸排気するパーツ。
大きなバルブに変更するとよりたくさんの混合気を燃焼室内に取り込む事が出来る。
パワーウエイトレシオ
馬力当たり荷重のことで、kg/psで表示する。基本的にはこの価が小さければ小さいほど高性能な車になる。
パワーバンド
エンジン固有の、最高出力が発生する付近の回転数。
バンク角 (ばんくかく)
バイクが地面にたいして傾いている角度の事。
バンク角が浅い、深い等と使われます。
ヒートガード (Heat guard)
高温になったパーツから保護する為のパーツ。
一般的には、エキゾーストパイプの火傷防止の為に取り付けられている防護パーツの事をいう。
ピストン
筒(シリンダー)の中を往復運動する円柱状の部品。
バイクではエンジン内部やブレーキキャリパーなどに使われています。
ビッグスクーター
(Big scooter)
一般的には250cc以上の排気量を持つスクーターを
ビッグスクーターと呼びます。
プーリー
潤車(かっしゃ)のこと。バイク用語としては、スクーターの自動変速機構にあるプーリー、またはベルトドライブ駆動で歯車の役割を担うもつ滑車部分をさす。
スクーターの場合はプーリーをかえる事により、変速特性を変更できます。
フェンダー (Fender)
タイヤに被さるように取り付けられている泥よけのこと。
単純に泥除けとしての機能パーツだけではなく、カスタムパーツとしても人気があります。
4ストローク
4スト、4サイクルともいわれ、その名の通り4つの行程で燃焼サイクルを1回完了させるエンジンのこと。

4ストロークとはピストンが2往復すること。具体的な行程としては
 (1)「吸気」ピストンが下がって、混合気を吸い込む。
 (2)「圧縮」ピストンが上がって、混合気を圧縮する。
 (3)「燃焼」スパークプラグから火花が飛び、圧縮された混合気に引火、燃焼する(ピストンは下がる)。
 (4)「排気」ピストンが上がって、燃焼後の混合気(排気ガス)を外に排出する。

4ストロークの他に2ストロークのエンジンがあるが、構造上エンジンオイルを一緒に燃焼してしまうので環境性能を向上させることが難しく、近年は減少傾向にある。現在では市販されているモデルのほとんどが、この4ストロークエンジンを採用している。
フットレスト
バイクに乗る際、足をのせる場所。
運転者が使用する方をいわゆるフットレストと呼び、タンデマー(後ろに乗る人)側はタンデムフットレストと呼ばれている。
スクーターの場合は面積が広い為、フットレストを変更すると見た目が大きく変わる為、カスタムパーツとして人気がある。
フューエルインジェクション
電子制御燃料噴射。
電子制御でガソリンを霧化させるシステム。空気の負圧を利用したキャブレターと違い、エンジンが要求する最適なガソリン量を積極的に送り込むことができるため、燃費がよくスロットルワークに対する反応もよい。
高性能車に採用されることが多い。
最近では排気ガス規制に対応させる為採用機種が多い。「FI(エフアイ)」「インジェクション」と呼ばれることもある。
ブリーザーホース
ブローバイガスを排出するためのホースのこと。
ブローバイガスには、オイルが霧状になったものや未燃焼ガスなどの有害物質が含まれており、そのまま大気中に放出すると違法行為になってしまう。
対策としてブリーザーホースをエアクリーナーボックスにつなぎ、再びエンジンで燃やすような仕組みになっている。また、ブリーザーホースをエアクリーナーボックスにつながない場合でも、ホースの途中にオイルキャッチタンクと呼ばれる装置を設置して、オイルなどを分離している。
フリクションロス
「Friction=摩擦、Loss=失う」。つまり摩擦抵抗により損失しているパワーや性能のこと。
フルスロットル (Full throttle)
アクセルを全開にすること。
ブレーキ (Brake)
走っている車両を停止させるための制動装置。
ブレーキシュー/
ブレーキパッド
ブレーキング時に、ドラムやディスクに押しつけて直接の制動を行なうパーツのこと。
ドラムブレーキに使われている制動用の部材を「ブレーキシュー」と呼び、ディスクブレーキに使われているものを「ブレーキパッド」という。
ブローバイ
エンジン内部から発生するオイルが混じった蒸気。最近は環境保護のために、もう1度キャブレターから吸入し燃焼させる「ブローバイ還元装置」が付いている車種が多い。
フロントフォーク (Front fork)
フロントタイヤを挟み込んでいる二本の棒。ホイールの固定や衝撃吸収の役割がある。
ベアリング (Bearing)
回転している部分の摩擦を減らし、回転を滑らかにする部品。
ベルト
バイク用語で使う場合、後輪駆動用のベルト、または無段変速機構のVベルトを意味する。
スクーターの無段変速機構に使われるベルトは、断面がV字型となっているのでVベルトと呼ばれる。
谷間形状のプーリー(滑車)の間にVベルトが通り、このVベルトと滑車の摩擦で変速と駆動力伝達のふたつの役割を果たす。エンジン回転に連動してプーリーが動き、Vベルトとの接触部が変わり、無段階による変速が可能。
ボア
シリンダーの内径。大きくすることをボアアップと言います。排気量を換える為に用いられます。
ボア×ストローク
シリンダーとピストンの大きさを表すときに使われる表現で、「ボア」はシリンダーの直径、「ストローク」はピストンが上下に動く距離(行程)のこと。ボアよりストローク値の方を短くするとスピードの出しやすい高回転型に、ストローク値の方を長くすると鼓動感のあるトルクフルな性格を出しやすい。
ホイールベース (wheelbase)
前後の車輪中心点(アクスルシャフト中心点)間の長さのこと。
ポート
通路の事。
混合気がエンジンの燃焼室に運ばれるまでの、円筒状の通路が吸気ポート。 排気の通路となるのが排気ポートである。ここをいかにスムーズに流れるかでエンジン性能が大きく変わる。
また、そのための加工をポート研磨(ポーティング)という。
ポット
ブレーキキャリパーの中にあるピストンが入っている穴のこと。
「対向4ポットキャリパー」といえば、ピストンがローターを挟んで2つずつ向き合っているキャリパーのことを指す。
ボルトオン
加工などしなくても取り付けが出来る事。ポン付けのこと。
実際には微調整が必要な事が多い。
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